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Nanpa is Suicide

誰でも読めるが、誰にも読めないブログ。

地獄のナンパ指導

ナンパ

qqilleさんのナンパ指導を受けてきた。

 

感想から言うと、正直きつかった…思い出すと血を吐きそうです。

リアルに泣きました。今でも鮮明に覚えている。

 

これから書くことを、彼のナンパ指導を受ける人は参考にしていただければと思う。

彼のブログからだけでは、いまいち指導の概要がわからない。

だから、まず「彼は何を教えてくれるのか」を説明する。

それは、もちろん、彼は「ナンパを教えてくれる」のだ。しかし、指導を受けにきた人によって「何を教えればナンパが上達するのか」は違う。人それぞれ抱えている過去や問題が異なるので、それは当然である。また、そもそもナンパとは「対機説法」である。もしブッダが生きてたら最強のナンパ師だろう。つまり、彼は「その人にとって必要だと思ったこと」を教える。

 

最初に彼に会ったとき、少し驚いた。銀色のロングコートを着たオジサンがハチ公前にいた。とてもナンパをやっているとは思えない風貌であった。「変なオジサン」だと思った。独特の怪しい雰囲気があった。

最初に、少し僕のナンパを見せた。彼は「なんかうまいですね」と言った。少しホットした。何を言われるか怖かった。

そして、喫茶店に入って、1時間ほど話した。彼は「なぜ僕のところに来たのか」を執拗に聞いてきた。会話の詳細は省くかせていただくが、彼は僕の話によく耳を傾けて、僕の話の矛盾点を「容赦なく」突いてきた。彼はまったく容赦がない。他人の「後ろめたいところ」を徹底的に掘り下げる。すごい嗅覚である。人相見の名人だ。世の中の「暗い部分」をたくさん見てきた人なのだろう。彼は普通の人がするように、先入観に基づいて他人のパーソナリティーを判断しない。僕の話をひとつひとつ拾いながら、僕という人間像を組み立てているようだった。要するに、彼は知性において僕を完全に圧倒していたのである。なぜかずっとニヤニヤしてやがる。僕は彼と話すにつれて、余裕がなくなっていった。

 

そして、再び路上へ。

H&Mの前に女性がいた。彼の指名でナンパしに行った。

映画を見に行く予定の女性で話をした。そのころ僕はとにかくマシンガントークで行くことが正しいナンパだと思っていた。連れ出しを打診したが、グダられる。粘ったがダメだった。

彼のもとに帰ると、「余計なことしゃべりすぎですね」「なんでそんなにしゃべったんですか」と言われた。僕は「『なんで』なんて考えたことないです」と言った。すると彼は「そこを考えないとダメですよ」

僕はしばらく考えて、「緊張をごまかすためですかね」と言った。彼はそれを聞いて少し思案して「じゃあ、声かけたあと、しゃべらないでください」

これに驚いたことは、言うまでもない。それよりも僕はイライラした。僕が「緊張している」ことを彼はわかっていたのではないか。またニヤニヤしていた。

 

そこから「地獄のナンパ指導」が始まった。

彼から受けた指示:

1.「声をかけて、10秒間女性の目を見続ける」

2.「その10秒間で『自分の心理状態の変化』感じる」

3.「相手を見て、自分の頭に浮かんだことを言葉にする」

 

僕にはきつかった。今まで「テンプレ」を早口でしゃべりまくるナンパしかしたことがなかったから。「相手も自分すらも」見てなかったのである。初めてだった。僕は彼の指示をなかなか遂行できなかった。無意識に「テンプレ」に逃げていた。

彼の指示に苦戦している内に、いつもの「テンプレ」によって、OLを連れ出しできた。スタバで15分ほどOLとしゃべった。そして、彼のもとにもどる。すると彼は意外なことを聞いてきた。

「なんで連れ出したんですか」

僕はもちろん「連れ出しを打診したら、相手がオッケーしたからです」と答えた。すると彼は「彼女に何も感じなかったんですか」と言った。俺は「特に何も」

「…彼女と離れて歩いてましたね、彼女とつながってませんでしたよ」と彼。

僕は緊張から相手と「つながる」ことから逃げていたし、そのことに「気づいてもいなかった」のである。

 

その後もなかなか言われた通りにはできなかった。その日、僕は本当の意味で「地蔵」になったのである。精神的にとてもつらかった。精神的な拷問ようだった。お互いに疲れてしまい、マックに退避した。そこでまたいろいろ話をした。「僕の欲望がどこにあるのか」「僕がどんな人間なんのか」をより深く探られた。僕の無意識の領域に手を突っ込む感じ。いつのまにか心臓を抜かれている。またニヤニヤしていた。

 

そして、また路上へ。

何回か声をかけてるうちに、だんだんと「つながる」ことができた。「つながる」/「つながってない」の差異が少しわかってきた。「つながる」ことは疲れるが、楽しい。「今つながれた気がします」と彼に言うと、「今日本当にナンパしたんだよ、君は。今まではナンパしてなかったんだ」

何度か「つながる」感覚を確認するように声かけして、地獄のナンパ指導は終了した。

 

彼から僕が学んだこと:

彼からナンパテクは何も教わらなかった「こうすれば連れ出しできる」とか、そういう小手先のテクは教わらなかった。

彼から学んだことは、いわば「ナンパの勉強の仕方」である。どう勉強していけば、ナンパがうまくなるのか。何を意識してナンパしていけば、上達するのか。つまり、闇雲に声をかけないこと。これが最も重要なことだと、僕は教わった。

そして、地獄のような苦しみを経ないと、価値ある「気づき」を得ることはできないと思った。もちろん、無意味に苦しみを求める必要はないけど、成長に苦しみは不可欠だと思う。苦痛のない恋愛はつまらないだろう。

 

なんか「ジコケーハツ」ぽっいですね笑

彼の指導を受ければ「ナンパがうまくなる」かどうかはわかりませんが、努力の仕方・方向性がよくわかると思う。ただし、心が削られる覚悟が必要ですが。