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Nanpa is Suicide

誰でも読めるが、誰にも読めないブログ。

「モリマンディ上陸作戦」レイさんの講習を受けた

ナンパ

先週、「モリマンディ上陸作戦」レイさんの講習を受けた。

 

なぜ僕はレイさんの講習を受けたのか。

それは、高石さんのこの記事(「モリマンディ上陸作戦」歌舞伎町で1200人斬りのナンパ師にナンパを教わってきた)を読んで、彼に興味を持ったということもあるが、それだけではなかった。僕は、彼から僕の知らない新しいナンパを見せてもらいたかったのである。というのも、僕のナンパは、いつも大学に行くついでに渋谷でナンパして、バンゲする。そして、後日アポで準即を狙っていた。それをとにかく繰り返していた。もちろん、その「いつものナンパ」も、元引きこもりの僕にとっては、かなり挑戦的な行為なのだが、次第にそれにワクワクを感じなくなっていた。なので、ここで新しいナンパを知りたいと思った。そこで、その新しい世界へ僕を導いてくれそうなナンパ師が、レイさんだったのである。

 

16時半に新宿で講習が始まった。

 

レイさんは、僕の後ろにいた。

「時間になったら、非通知でこちらから電話します」と前日のメールで言われていた。16時半ごろに、セントラルのドンキの前あたりで電話がかかってきた。電話に出ると、「後ろにいる!後ろに!」と言われたので、後ろに振り向くと、そこにレイさんがいた。

「はじめまして。○○(本名)です。」と僕が挨拶すると、レイさんは「遅れてしまって、すまんな。昨日飲みすぎて二日酔いやねん」と言った。続けて、「腹減ってるか?減ってないか?とりあえず喫茶店でも行こうや」と言って、近くのドトールに入った。ドトールに入る前に一言。

「きょどっとるな笑。そんなんで女の子の前で大丈夫か?」と言われた。

確かにそうだ。この日僕はとても緊張していた。彼の早いリズムに着いて行くのが大変だったのである。

 

ドトールで1時間ほど話をした。

そこで、僕について様々なことを聞かれた。

「まず、質問タイムや。童貞か?」

最初に席についた時に、僕が童貞かどうかを聞かれた。僕は、「一度○ックスしたことがあります」と言うと、彼は「ふーん…そうかー」と言った。僕が本当は童貞なのではないか?と疑っている様子だった。「他に講習は受けたこと、あるか?」とも聞かれた。「高石さんの講習を受けたことがあります」と言った。すると彼は、「高石くんの受けたんや。高石くんは、優しい奴やろ」と言った。

最後に「ブログ、やってるか?ブログをやってほしい。ブログやってれば、アドバイスできるから」と言われたので、僕は「ブログはもうやってます」と言って僕のこのブログを見せた。彼は、「なんや?『Nanpa is suicide』ってwww『ナンパは自殺』、いったいどうゆう意味やw?『suicide』って単語わからんやつ、けっこうおるんちゃうんw?」と笑いながら、僕のブログを読んでくれた。

 

その後、僕は彼からダメ出しをもらった。

「僕はどんな雰囲気ですか?」と彼に聞いた。すると彼は、「そうやな。俺ははっきり言うけど、君は覇気がないな」と言う。続けて僕の外見について、

「首から下はがんばってるな。でも首から上が地味やねん。チャラくせなあかん。髪の毛は染められないなら、ウイッグかぶり。全然食いつき違うで。ウイッグのヘアメとかあるから、後で店紹介したるわ」と言う。

僕のその日の恰好は、メンズ109のシャツ、ジーンズ、あとネックレスを付けていた。髪は、アルバイトの関係で暗い茶色であった。

「じゃあ、そろそろ、ナンパしよか?」と言って外に出た。

 

外に出てすぐ、僕のブログについて、彼の見解を言ってくれた。

「さっきトイレでな、君のブログ読んだわ。はっきり言うけど、君は何か勘違いしとるな。ナンパ塾否定してるのに、なんで来たんや?」と言われた。僕は彼に僕の来た理由を説明した。すると彼は、

「君は高石くんのとこ、言ってたんやろ?要はな、高石くんのやり方でいくのか、俺のやり方でいくのか、どっちかにせなあかんということやねん。二つの方向行くとなると、混乱するで。今日は君は何がしたいんや?せっかく、来てくれたんやから、何かを得て帰ってほしいねん。漠然と時間を過ごしてほしくないねん」

と言った。僕は「僕は、きれいな人に行けないんです。ギャルが怖いんです。ギャルに行けるように、なりたいんです」と言った。彼は、「そうか。わかったわ。じゃあ、そういうことで進めるわ」と言ってくれた。

 

まず、近くにあったウィッグ専門店に案内してもらった。

いろいろとウィッグをつけてみて、彼に見てもらった。彼は、「君はカッコよくないねんから、髪型は大事やで。金髪がええな。襟足は長い方がええで。だから、メンズじゃなくて、女性用のやつを、ヘアメするのもええかもしらん。これ何としてでも、買った方がええで」

選んでもらった金髪のウィッグをつけてみた。彼は僕を見て、

「おうおう!!こんなホストよくおるわ笑。カッコええやんwww」

僕は鏡の中の自分の姿じっと見つめた。自分では「カッコええ」とはとても思えなかった。しかし、これである一定の層の女の子たちからの食いつきがよくなること、それはなんとなく感じた。ギャルをナンパする手段として、ウィッグをかぶる。なるほど、確かに彼は合理的だ。そう思った。

それから、僕は彼に約7千円ほどする金髪のウィッグを進められた。僕は持ち合わせがなかったので、後日買うことにしますと彼に言った。彼はとても残念そうな顔をして、「そうか…でも、これはなんとしてでも手に入れたほうがええで。親から金を借りてでもな。食いつきが、全然違うからな」

店を出る前に、エレベーターの中で一言。

「ぶっちゃけ、見た目やで」

 

そして、店を出てアルタ前で、初めて僕のナンパを見せた。

僕は、人にナンパを見せるのは、とても苦手だ。とても緊張を強いられる。だから、僕は、あまり人と合流しない。自分と向きかって、自分のペースとタイミングでしか、ナンパできないのだ。

ここでもとても緊張したが、なんとか彼にナンパを見せた。僕のナンパを見て彼はこう言った。

「君のナンパは上からやから、そこはええねんけど、失礼やな。失礼はあかんで。さっき相手を怒らせてたで。トークがダメやな。あと、もっと笑顔で明るく行け。位置は離れたところから声かけや」

と言われた。そして、アルタ前の喫煙所でこうも言われた。

「ナンパは見た目とトークが12点以上ないあかんねん。ブログに書いてやろ?俺のブログ、全部読んだか?最近のは読んだ?アホ!全部読めや。まあええわ。でな、今の君は見た目3点、トーク3点の合計6点や。だから、あかんねん。俺は、控えめに言っても、見た目6点、トーク8点やから、合計14点や。俺はな、経験があるから、トークは8点あるねん。トークは簡単には伸びん。ナンパしまくらなあかんねん。でも見た目はな、さっきのウィッグかぶったら簡単によくなるで」

彼のトーク力は、すごかった。とても自由に話していた。自由に水が流れるようにナンパしていた。僕が見てきたナンパの中で、一番生き生きとしたナンパだった。

 

しばらく彼と一緒に新宿を歩きながらナンパした。

僕は彼に「やる気が見えない。自分からガンガン行けや」と叱咤されたり、彼から指名された女の子を見逃したりして、「鈍いなあ!!」と怒られたりした。そうこうしている内に、彼がよくナンパをしている「穴場」に到着した。そこで、彼は突然、「酒飲んで、テンション上げるわ」と言ってコンビニに入って、缶ビールを買ってきた。それから、街灯の前に座り込み、缶ビールを飲みながら、携帯をした。彼は僕に「しばらく、一人でやっててくれや」と言った。

僕は彼を怒らせてしまったのかなと思い不安になったが、しかたないので、一人でナンパした。彼が座り込みビールを飲む近くで、僕は必死にナンパした。しばらく1人でナンパした後に、彼のもとに戻ると、

「おうおう、すまんな。実は、君のブログ読んでたんや。君がどんな人間か、だいたいわかったわ。このqqilleって人のこと、ボロクソ書てるやん笑。俺はこういふうに書かれたら、イヤやで。まあ、いろいろ言う奴おるけど、腕があるかどうかが全てやで。で、どうだった?」

僕は「さっきJDから一人バンゲできました」と報告。すると彼は、「番号聞くことが、目的ちゃうからな」とコメントした。

 

そして、「酒でも飲んでテンション上げや」と言って、彼と一緒にコンビニに入り、麒麟淡麗を買った。彼とレジに並んでいた時に、彼は突然振り返り、僕の顔を見て、ジェスチャーを交えながら、衝撃的なことを言った。

 

「俺は現実しか言わん。ち○こをま○こに突き立てられるかどうかや」

 

突然コンビニの中で、こんなことを言われて、僕はとても驚いた。一瞬彼はもう酔っているのではないかとも思ったが、まだ缶ビール一杯しか飲んでいないからそれはない。この言葉は、彼が僕に向けて言ってくれた言葉であった。彼は、何かを僕に伝えようとしている。そう感じた。彼はいったい僕に何を伝えようとしているのか…

 

パチンコ屋の前に座り、一緒に缶ビールを飲みながら、新宿の道行く女性を彼と眺めた。これは僕の中で、一番印象に残っている。

彼はいろんな話を聞かせてくれた。

「俺はな、初めは無料でナンパを教えててん。でもな、ナンパできるようになるとな、せっかく教えてもな、俺はあいつから教わってませんとか、あんなやつ知らんとか言われんねん。感謝されへんねん。そんなんな、俺おもしろないやろ。だから、最近はな、有料で教えるようになってん」

淡々とそう語った。また、

「ナンパはな、アホはできへん。凄腕は、賢い奴多いで。お前のええとこは賢いとこやねんから、やればできるはずやで」

僕は自分が世界で一番アホでトロい奴なんじゃないかしらと思っていたので、そう言われてうれしかった。だけど、気を遣わせてしまって申し訳ないとも思った。

 

そして、トークの練習に付き合ってくれた。

「俺を女の子やと思って、話してみいや」

僕はやってみた。

 

僕:「その服どこで買ったん?」

彼:「丸井」

僕:「丸井か。オシャレだね。よく丸井行くの?」

彼:「よく行く」

僕:「俺もさ、丸井好きなんだけど、今度一緒に行こうよ」

彼:「イヤや」

僕:「なんで?俺さ、人の服選ぶのめっちゃうまいんだ、だからさ…」

 

ここで彼からストップが出た。

「相手にもっと質問しい。お前の話はどうでもええねん。相手を話題にしい」とアドバイスしてくれた。僕は「相手から話題を引き出すということですか?」と聞くと、彼は「相手からしゃべってくれたほうが楽やろ。要は、女の子を退屈させたらあかんねん」と言った。

 

そして、再び立ち上がり、彼と歌舞伎町を歩いた。

本来なら2時間で講習は終了なのだが、学割ということで、サービスしていただいた。途中ヤマダ電機でトイレに入った。

ヤマダ電機の中で、彼は「一度合流したら、友達やで。だから、遠慮すんな。すぐ謝る癖、直したほうがいいで。もっとできるようになりたいんやったら、今の3倍努力しい」と言った。また、「まあ、俺はいろいろ言うけど、ナンパは結局一人でやるもんや。合流しても、一人の作業や」と少し物憂げな感じで言ったような気がする。

 

ヤマダ電機を出ると、

「誰か指名してくれや。俺がお手本みせたる」

彼のナンパをたくさん見させていただいた。自由に柔軟に声をかけていた。あんな風にナンパできたら、きっと楽しいんだろうな思った。彼は、ナンパを楽しんでいた。

ガンシカをされると、僕に、

「この俺ですら、ガンシカされるねん。ナンパなんて、10人行って1人とか、そんなもんやで。だって、俺が女やったら、絶対ナンパついていかんわ。カッコイイからついて行くって、頭おかしいやん笑」

と笑顔で語かたりかけてくれた。

 

最後に、歌舞伎町でナンパをしてはいけないところ、また、使い勝手のいいラブホを教えてくれた。

ご飯を一緒に食べて、解散した。そこで、

「ナンパなんて、誰でもできるで。君は若いんやから、できるはずや」

 

こうして、夜の歌舞伎町で彼と別れた。

 

今、レイさんの講習は、夏のサービス価格で受けられるそうです。

http://blog.livedoor.jp/morimandy/archives/51447667.html

とても気さくな、しかしはっきりと物を言ってくださる誠実な方なので、1人でも彼のナンパ講習を受ける人が増えることを願っております。