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Nanpa is Suicide

誰でも読めるが、誰にも読めないブログ。

女性不信について

最近、女性不信になっている。

 

別に裏切られたとか、何か強烈な経験があるわけではない。

女性、いや人間不信なのかもしれない。

女性は、自分の価値を上げるために、男性を利用する。

このような営みは、恋愛だけでなく、日常生活の至る所で散見される。たとえば、大学院では、女子院生は教授に媚びる。このモテない大学教授は、若い女子院生(20代前半)にねこなで声で褒められれば、すぐにうれしくってしまう。このようにして、教授は女子院生を男子院生よりも贔屓する。そして、ときには、教授が女子院生に好意を抱いてしまうことさえある。こうなればもう悲惨である。教授が関係を迫ったという事件は、大学院の世界では時折起こる。まあ、わざわざ新聞を読まずとも、普段の彼らを見ていれば、容易に想像がつくことだ。

 

僕は、この間、特別支援学校へ介護体験に行ってきた。

そこで、女の子2人と帰った。

1人は、黒いポニテの女の子。顔は普通。整った顔ではあるが、かわいくはない。目が、三角の形をしていて、唇は薄い。意地悪そうな顏である。

僕は、彼女を初めて見た時から、嫌いであった。プライドが高いくせに、何もできない奴。教師になりたい、教育に関心がある、ボランティアをしている、などと言う女に、ろくな奴はいない。僕はそう思い込んでいる。はっきり言って、カスだと思っていた。僕はすぐに彼女をクズと判断した。今は「若い女性」だから、誰かに構ってもらえているにすぎない。自分に女として魅力がないくせに、高望みである。バカと気づかないバカである。

引きこもりであった僕としては、こういう女の子を見ると、無理やり中だしして、ヤリ捨して、ぼろ雑巾のようにゴミ箱に突っ込んでやりたいと思ってしまう。こんなクズには、何したって構いはしない。僕は普段、これほどの被害妄想を持って、女性を見ている。倒させなければならぬ、そう思ってしまうのだ。

もう1人は、僕の友達であった。彼女とは同じゼミであり、そ久しぶりに会った。顏はブサイクである。スタイルも悪い。足も手も短い。髪は、染めているが短くボサボサであった。化粧は厚い。性格は、一見明るい。周りに気を使う。八方美人。おそらく、少しメンヘラだ。

 

特別支援学校での介護体験が終わって、3人で帰った。

帰りの会話の中で、特別支援学校の子どもたちの話になった。ポニテの女の子がこう言った。

「子どもたちも、やっぱりイケメンの先生がいいみたい。あのイケメンの先生に、子どもがいっぱい寄ってた…」

僕は、この彼女の発言を聞いた瞬間、これは僕へのネグと判断した。僕の気にし過ぎかもしれない。しかし、僕は内心キレた。こいつには、やり返さなければならぬと思った。

そして、電車に乗った。

電車の中で、将来の話をした。

僕は、ポニテの女の子に話かけた。

「将来どうするんですか?」と聞いた。ポニテは、「教採は受けなかったの。私学適性検査は受けたけど、ダメだった。だから、これから就活する感じ。でも、社会科は採用が少ないから、教師になれないかも」

ポニテはそう言った。割と追い詰められている状態のはずだが、別に悲しんでいる様子なく、卑屈になってもいない。気丈な女性なのか…?いや、違う。これは、無根拠なプライドの高さ来る、虚勢である。あたしはこのままでも十分立派な人間であるという傲慢さ。もう我慢できない。しかし、次の一手を冷静に打つ。

「教師になれなかったら、どうするの?」と穏やかに聞いた。

ポニテは「教師になれなかったら、塾講師をやろうと思う」と言った。それを聞いて、僕は心の中で笑い、突き刺してやろうと思った。

「塾講師は、離職率も高いし、給料も安いし大変だね」

僕がこう言うと、ポニテはイヤな顔をした。そして、僕に将来どうするのか聞いてきた。僕は、

「俺はT大の院に行くことになっているよ」

と言った。ポニテは、さらにイヤな顔をしたが、「すごいね」と言った。だから、僕は、「別にすごくないよ」と返した。そして、ポニテは電車を降りた。何も言わなかった。スペックで相手に勝つ。僕は優越感に浸った。

 

もう1人の友達の女の子と2人で電車に乗った。2人で隣に座った。

彼女と将来の話をした。彼女は教採も落ち、私学もダメだったらしい。つまり、彼女が教師になれる可能性は薄いのだ。それで、いろいろと僕に相談してきた。将来のことを、指導教授に相談したいのだが、相談に行けないらしい。というのも、彼女は指導教授に、2人で浅草に行こうと誘われて(これはアカハラかもしれない)、それで行くことになっていたが、途中で彼女が教授から来るメールを無視していたのである。そのことを相談してきた。

僕は、「行きかったの?」と聞くと、彼女は「行きたかった」と言う。僕は怪しいと思い、「本当に行きたかったの?」と再度聞いた。彼女は「だって、この前一回行ってきたもん」と写真を見せてきた。だから、僕は「じゃあ、一回行ったから、別にもう一度行ってもいいかなと思ってたんだ」と言った。彼女は「いや、絶対行きたいと思ってるよ」と必死になって言った。僕は「そっか」と言った。

彼女は、先に降りることになっていたが、「あたしも高田馬場まで一緒に行く」と行って、先に降りなかった。なにか話したいことでもあるかなと思った。そこからは、たわいもない世間話をした。多分、最近彼女は寂しいんだろうと思った。また、進路がなかなか決まらない不安もあるのだろう。そんな孤独と不安と焦りを感じた。人間追い詰められている時は、誰でもいいから話をしたくなるものだ。僕はそう思いながら、ぼんやりと彼女と話していた。

高田馬場に着いて、僕は西武線、彼女は山手線で帰ることにした。別れ際に彼女が、こう突然言った。

「なんか今、西武線で人身事故があって、遅れているみたいだよ」と。

僕は、彼女がこう言った瞬間に、早口で「そっか。ありがとう。じゃあ、またね」と言って、早歩きで立ち去った。西武線は、遅れてはいなかった。

 

僕は歩きながら、こう思った。申し訳ないが、彼女が教採に落ちたのは、頭が悪いからだろうと。何か僕に聞いてほしいことがあるなら、ちゃんと言ってほしかった。そんな姑息な手を使わずに、ちゃんと頼んでほしかった。しかも、彼女は今自分の寂しさや不安を埋めてくれる人間なら誰でもよく、自分は「若い女性」だから、男性の僕が彼女に当然構ってくれるものだと思っていたことは、明白であった。これは、僕の被害妄想かもしれない。しかし、どうすればよかっただろう。ここで優しく察して「疲れたから、少しコーヒーでも飲みに行こうか?」と言えば、僕は彼女とより深い関係性を築けたかもしれない。あるいは、ただ都合のいい男として消費されただけかもしれない。どうなっていたかは、誰にもわからない。僕は、セックスのチャンスを、棒に振ったのか?

僕は、女性不信があった。人間不信があった。人は、自分より格下の人間のことは平気でネグる。自分の価値を上げるために、他人を利用する。寂しさを埋めるために、他人を消費する。女性は、傲慢だ。これらすべてに、僕は苦しめられきた。これは、僕の被害妄想だろうか?みんな苦しんでいる?

自分が強くなり、弱者に対する鉄槌になるしかないのか。